スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ at

2018年01月25日

先日掲載した特殊部隊らしき画像について


こんにちは。

先日ブログに掲載してしまった画像で大変ご迷惑をおかけしました。

2018/01/14
邦画、ドラマにおける特殊作戦群について



今回は例の特殊部隊について個人的に考えていきたいと思っています。
いつもどおりの知識不足ですが、お付き合いください。またここで書く内容はあくまで私個人の考えと想像であり、ソース自体伝聞や噂話などを総合した不明確なものであることをご留意の上、あくまで狂人の妄想や便所の落書き程度にお考えください。





《うめやしき様撮影 https://flyteam.jp/photo/1614193  転載許可をいただきました。》

まず搭乗しているヘリコプターですが、アメリカ陸軍所属のMH-60Mであることがわかります。
また機体の塗装から、160th SOAR(第160特殊作戦航空連隊)所属であることもわかります。
2015年に沖縄本島沖で中央即応連隊所属の隊員2名を乗せて事故を起こした機体と同型であり、米国本土から飛来した機体番号61〜63うち63の機体がトラブルに見舞われました。

沖縄タイムス リンク先→ http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/17581


そのうちの62が例の特殊部隊が搭乗した機体であると考えられます。

事故及び撮影された年はどちらとも2015年。

厚木基地で撮影されたのは7月21日。
事故が発生したのは8月12日。
割と近接しています。

また7月21日には静岡県内の学校に空薬莢落とす事故もありました。また厚木から飛び立った機体らは同県の富士演習場でも目撃されていることから、7月21日に例の隊員たちが厚木、富士演習場間をMH-60Mで飛行し、なんらかの訓練を行っていたと考えられます。

事故を起こした8月12日は中央即応集団の隊員10名が洋上における作戦の研修を受けていたとされています。この研修を受けた隊員らが特戦群であったのか確認できる術はありませんが、少なくとも陸自の部隊がヘリによって艦艇に降下するというシチュエーションは十分に考えられると思われます。


次に装備について考えてみます。また今回は特殊作戦群の隊員であるという想定を前提として考えていきます。

着用しているベストやプレートキャリアなどは不明ですが、マルチカムと思われる戦闘服を着用しています。上半身はよくわかりませんが、パンツはコンバットパンツのようなニーパッドやそれらを挿入する部分が確認できません。米軍陸軍のACUのようなデザインではないかと思います。OCPのACUをそのまま使用しているか、特殊作戦群の独自の戦闘服として納入されたという想像もできます。設立当初の特殊作戦群では、難燃素材を戦闘服や装備に多用していたという噂話があります。どうやらインナーなども難燃素材で製造していたほどの徹底ぶりだったようで、隊員たちの生存率向上への模索が図られていたと考えられます。特種作戦群独自の戦闘服の素材は難燃素材であるかもしれません。

中央の隊員はグローブはODで、ナックルガードのようなものが確認できます。詳しい製品はよくわかりませんでした。隣の隊員はノーメックスのフライトグローブのように見えます。しかしグレーのレザー部分が親指付け根付近に見えません。単に見えないだけかもしれませんが。

ヘルメットですが、正直知識不足もありますがよくわかりません。中央の隊員は距離の問題で見えずらいですが、サイドレールらしき部分が確認できます。隣の米特らしき隊員の被っているOPS-CORE製のヘルメットのサイドレールと大きさを比較するとおおむね同じですので、同社のヘルメットであると考えられます。塗装が異なっているのが気になります。端の隊員も同様でイヤーマフが見えますのでOPS-COREかMICH2001か2002であると思われます。

ナイトビジョンマウントに延びているコードが確認できます。OPS-CORE製のサイドレールに見られるナイトビジョンの脱落防止用のゴムであると考えられます。ナイトビジョンは単眼のPVS-14もしくはNEC製のJGVS-V8-Bであると思われます。マウントはノロトスのようですが、マウントベースを固定するバンドのようなものも見えます。ですが、OPS-COREのヘルメット出ると仮定するなら、固定用バンドは必要ないと思われるため、別の用途であると思われます。

最後に靴ですが支給されている半長靴ではなく、デザートカラーのタクティカルブーツと思われます。メーカーは不明ですが、私物もしくはこういったものが支給されている環境なのでしょうか?最近のWAiRではLOWAやBATESのブーツの着用が見られますので、特殊作戦群では私物使用があったと思われます。

最後に銃器ですがストックの形状からH&K社の416小銃であると思われます。HK416は陸自へ『特殊小銃』として納入されてされていると考えられます。また同社の『特殊小銃(B)』も納入されていると考えられます。

補給統制本部公示132号平成23年1月28日 → http://www.mod.go.jp/gsdf/gmcc/hoto/hkou/10hk132.pdf

特殊作戦群ではFMSで導入されたM4カービンSOPMOD BlockⅡの使用が知られていますが、M4の使用と平行して様々な銃器の試験運用を行い、2011年にHK416が本採用されたと考えられないでしょうか?

特殊小銃について考えてみます。『特殊小銃』および『特殊小銃(B)』があることから、2種の採用があると思われます。同銃が2種の場合、バレルの長さが考えられます。野戦などに用いられる14.5インチモデルと閉所戦闘や減音器の装着を想定した10.5インチモデルの2種が想像できます。ちなみに以前SNSでフランス外人部隊の方がRCベルグ製のHK416のTRGの画像を上げられていました。現在ではユーロサトリなどで海外向けにも売り出しているようですが、国内にも需要があったような気がします。特殊作戦群では隊員に対してM4が2挺ずつ供与されたという噂があります。詳細なモデルの差異は不明ですが、HK416も同様な供与の方法であったと考えられなくもありません。

ここまでいろいろ無責任に書いてきましたが、そもそもヘリに登場しているのが特殊作戦群でないという可能性も十分考えられます。
まったく情報の流出がない特殊作戦群ですが、そこをいろいろ想像するのが楽しいと個人的には考えます。

それではまた。  


Posted by アバター at 02:02Comments(0)

2018年01月14日

邦画、ドラマにおける特殊作戦群について

※一部からの要請により記事を一番改変致しました

こんばんは。
あけましておめでとうございます。

さて、今回は新春ドラマとして放送された『都庁爆破』において自衛隊の特殊部隊(以下特戦群)ではないかとされるシーンにおいて、「装備が貧弱」「また相棒特戦群か」などという意見が散見されたため、久々にブログを書いてみました。自衛隊には疎いもので、間違ってたらすみません。

●特戦群とは●
特殊作戦群は習志野駐屯地に駐屯する陸上自衛隊の特殊部隊です。空挺資格などを有した優秀な隊員で構成されており、私服による情報収集や閉所戦闘などの訓練を行っているそうです。FMSによるM4小銃の供給が行われた部隊でもあります。フィクション作品だと『GATE 〜彼の地にて、斯く戦えり』や『空母いぶき』に登場しました。

●相棒特戦群とは●
特戦群の認知度が高まり、いくつかのフィクション作品に登場されるようになりました。私の知っている中で初めて実写化されたのが、『劇場版-相棒Ⅲ-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』でした。
元自衛官で構成された民兵組織が隠し持つBC兵器を確保するため特戦群が登場しました。


一昔前(公開当時はそれなりに現役)の普通科の装備にプロテクター、バラクラバにM4とMP5を携行しています。
ミリタリー マニアたちの間で装備の完成度の低さから、『相棒特戦群』と揶揄されるようになりました。個人的にはM4とMP5用意してる時点でそこそこ頑張ってると思うのですが。

●都庁爆破における特戦群●
私が観た限り、装備の面は相棒と全く同一でしたが、携行しているM4などにダットサイトやフラッシュライト、フォアグリップなどが装着されていました。安価で有名ななダブルイーグル製だと思いますが、似せる努力はしていると感じました。

●本来の特戦群の装備●
勿論秘密の特殊部隊ですから、特戦群として公式な戦闘用装備は公開されていません。ですが特戦では?という画像はいくつかありますので紹介します。

有名な削除されたカレンダーの画像ですね。海自SBUとの共同訓練とされる画像で、手前のロープで降下するSBUと思われる黒い防弾衣の隊員のホルスターにはP226が刺さってます。
特戦群の隊員ではないかとされる陸自迷彩のRAVに似たベストを着用しています。またポーチもパラクレイトのポーチに似ています。

●制作会社はどうすりゃいいのか●
制作側からすれば装備なんて正直どうでもいいです。特殊部隊ぽくみえればいいし、主演級の演者が着るものでもないので金もかけたくないんです。2時間ドラマにおけるSATの装備が未だにV1ベストなのもそういうことです。
最近は安い中国製のナイロンが溢れてるし…と思う方、確かに単価は安いですがエキストラの服装の場合1着では足りません。最低10着と見積もってもまあ5〜10万はいってしまいます。

●妥協点●
★ナイトビジョン マウント
現実の部隊が何を運用しているかは知りませんが、普通科で普及しているPVS-14用のマウントが落とし所だと思います。

★いっそ陸自迷彩をやめる
wikiによると都市戦闘用装備セットが存在してるらしいので黒や紺の戦闘服やツナギを着て、演出で特戦群感を出しても視聴者は納得するんじゃないでしょうか。石破茂さんから特戦群の旗を受け取った際には全員黒の戦闘服でしたし。

●まとめ●
作品というものは、万人が納得できるものではありません。ですが、少なくとも以前より自衛隊や警察の特殊部隊に目が向けられてると思います。ライブラインダストリーさんからは現行SATや銃器対策部隊が使用するボディーアーマーも販売されましたし、2018年は大規模更新もあるかもしれませんね。

それではまた。

  


Posted by アバター at 00:59Comments(4)